愛せなければ通過せよ。

いつだって 今日は私の 『My day』

梅を見に行ったはずが、撮影しまくる親子ばかり見てしまった

子どもに有無を言わせず撮影しまくる親

 

梅が見頃ですね!

花にはあまり興味がない私ですが、

寒い時期にちょっとポツポツ咲き出す梅を見る

のは大好きです(*´∀`*)

ってことで梅祭りに行きました。

 

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歳とると梅が魅力的に思えてきた!

 

でも家族5人で出かけました。

ええ。2歳児もいます。

梅なんて見れねぇ!!(΄◉◞౪◟◉`)

 

ずっーと抱っこ。パパではなくママの抱っこ。

もしくは肩車(΄◉◞౪◟◉`)

肩車しながら、帽子やら眼鏡やらをいじられ、

なんとか前を見て歩くのに必死で、

梅を愛でた時間は総計3分程度でしょうかね。

 

まぁよかです。

 

梅が綺麗に咲いていて、家族がいたら、

やっぱ写真を撮りたいのが親の性でして。

 

で、そんな性の人がたくさんいました。

いいお年頃の姉妹とお母さんらしき人が

必死で自撮りしていて。

シャッターを押すポジションの人は顔がデカく

なるだのなんのかんの言い合いながら撮ってて

とても微笑ましかった。

 

撮りましょうか?と声をかけて、連写しまくったら

とても喜ばれました。

 

いいなぁ。私も独身時代はよく母と出かけたなぁ。

母は私を撮るのが好きで、いい場所を見つけたら

必ず撮ってくれた。

今は私は専ら撮り係だなぁ。

それが親になるってことだなぁ。

 

微笑ましいそんな親子のやりとりの中に混じって、

ぜんっっっぜん微笑ましくない親子も

チラホラいた。

 

子どもを完全に都合のよい被写体にして、

写真を撮りまくる。

もっと右むけだの、手は枝を持てだの

細かい指示を飛ばす。表情や角度にも口を出す。

子どもの目は全然笑ってなくて。

でも母親の言うことを聞かないとめんどくさいから

何も反発しない。

 

撮影するためだけの子ども 従うだけの子ども

 

日常着とは言えない服を着せられ、

実用性のない重そうなカゴを持たされ、

(英国貴族が庭でお茶会をするときに使いそうなカゴ)

ちょっと遊んだらすぐ汚れそうな真っ白なリネンの服を着せられ、

一言も発せず指示にしたがう。。

時にヘアーチェンジもあり。

 

かわいそすぎる光景だった。

他にも梅を撮りたい人で溢れてるのに、

全く遠慮もせず。電話しながらもまだ撮る。

しつこく撮る。

ダメならカメラをみて、「全然ダメ!」と言ってまだ撮る。

いやいやどけよっ!

みんな並んでんだよっ!

 

きっと子どもはそんな、他の人からの好奇な目で

見られることは恥ずかしいと思ってそうだった。

親は梅を子ども達と楽しむ気はゼロ!!

気になるのは写真の写り具合だけ。

 

もうお母さんもういいよ!!

って言いたさそうだったけど、口が裂けても言えない

雰囲気だった。

かわいそうに…。

きっと反抗もできない関係なんだろうな。

 

その親子は姉妹2人+歳の離れた弟がいて。

姉妹2人は完全に母の言いなりだったんだけど、

弟は結構天真爛漫そうで。

母の指示に逆らってばかりで。

母はその子だけを口汚く怒ってた。

 

その子が、、

その子だけでも母に立ち向かえますように。

 

子どもが何人もいたって、

その親が本当に子どものことを正しく

愛せるのって難しいのかもしれないなぁ。

今日見た親は完全に筋違いだったな。

子どもは親のお人形じゃないのにね。

 

子どもを撮るのはいいと思う。

私だってよく撮る。

だけど、笑って撮れる範囲内だよね。

それだけが目的ならかわいそう。

出かける目的が写真のためだけとは…。

あの子たちは慣れた様子だったし。

きっとどこへ行ってもそんな調子なんだろう。

 

人は変えられないから、うまく交わして生きていってね

 

梅を見に行ったはずなのに、

そんな親子ばかりを見てしまった一日だった。

 

あの子どもたちに幸あれ!!

親は変われないよ。あのままなんだよずっと。

うまく交わして生きていけますように…。

 

私からは

チャゲ&飛鳥の「YAH!YAH!YAH!」の歌を贈ります…。

 

YOKO